南カリフォルニアはロサンゼルスをベースに、Tシャツ、スエット、シャツ、キャップなどのカジュアルウエアーのOEMアメリカ生産のサービスをしております。 サンプル作成から、パターン、各種生地手配、ボタンやジッパーなどの付属手配、裁断、縫製、染めや洗い加工、プリント、刺繍、検品、パッケージングや最終の仕上げなど。 またTシャツ自体のデザインやプリント用のグラフィックデザインも提供しております。

サンプルが完成しバイヤーやプレス等へのプレゼンから、バイヤーがオーダーし2015年秋物の商品が生産されるまで。

2015年の秋冬物は、1月のイタリアから始まりヨーロッパ各地でショーや展示会が行われ、それが終わるとアメリカに渡り、NYやラスベガスなど各地でショーや展示会が行われます。

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最近ではよくファッションウイークという言葉が用いられ、ロンドンファッションウイーク、NYファッションウイークなどと称し、世界の主要都市で開催。

それが終わると海外ブランドは2月後半から本確的に日本での展示会シーズンがスタートします。

 

その期間中、終了後にもセールスチームはバイヤーから必死になってオーダーを集めます。

この時期がセールスチームにとって一番忙しく大変な時期。

それを乗り越えてオーダーを集計し4月ごろから製品の量産がスタートします。

 

こここからは生産チームの最盛期。

量産用の生地、そしてファッション業界で”付属”と呼ばれるボタンやジッパーなど服に付随する物の発注。

工場の手配や予約、量産向けパターン修正などなど、細かく地道で大変な裏方の作業が続きます。

(我々はここの部分をメインに請け負っているのです。。。)

 

この行程はトラブルとの戦いと言ってもいいほど、生産の様々な過程でアクシデントが発生します。

発注ミス、納期遅れ、オーダーと違うなどなど。。。

生地などが揃って生産がスタートしても、予定通り進まないなど今度はまた違ったアクシデントに見舞われます。

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裁断ミス、縫製ミス、さまざまな理由での納期遅れ、染めや洗い加工後に発覚する穴、ほつれ、ねじれ、色ぶれなどの問題、プリント屋さんではデザイン違いなどのプリントミス、ありとあらゆるトラブルとアクシデントが発生します。

毎回常にと言う訳ではありませんが、何度も再確認し完璧に準備したとしても、何かしら必ずアクシデントは起ります。

これを書き始めるとかなり長くなるので、この行程は別の機会に詳しく説明しますね!

 

生地から作るブランドは約3〜5ヶ月間は量産の生産に時間を要し、6〜8月には秋物の製品が出荷され始めます。

 

そして生産チームの苦労が実り無事に出荷が出来て、店頭やウエブで秋物の小売りが開始され始めるのは8月前後と言う訳です。

 

8月はまだ夏なのですが、この時期から早めに一般消費者にプレゼンをスタートし徐々に秋モードに切り替えて頂きます。

そしてファッションフリーク達は、待ちに待った最新の秋物を購入し始めるのです!

 

ボクだったらこんな曲を聴きながらリラックスしてショッピングを

楽しみたい。 

Chase the Clouds Away

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