裁断作業2
前回の続きです。
一晩寝かせリラックスさせた生地、その生地の幅と裁断数に合せて、あらかじめ作っておいたマーカーと呼ばれる紙を重ねた生地の上にのせます。
このマーカーとは何か?
それは型紙に合せて生地の無駄が出ない様にする為に、型紙のアウトラインが生地と同じ大きさの紙にプリントされた物、裁断専用の型紙です。
これはパターン作成用のコンピューターソフトが自動的に配置してくれたり、マニュアル操作でアジャストしたりして配置されます。
コンピューターのモニター上で配置された型紙は、生地のようにロールになった長い紙にプリントされ、それを重ねた生地の上に載せ、裁断中に動かないように重石を載せ、プリントされた型紙の線にそって電動カッターで裁断して行きます。